ありがとう。言えるかな
一人待っていた。

一時間、二時間、全然連絡がこない…俺は無理なんだと落胆していた

『プルルー』

携帯を見るとキヨと書いてある

『もしもし』

恐る恐る電話をとると

『隆……ごめん』

キヨは黙った謝って他には何も言わないで、電話も切ろうとしないで

涙を流してる感じだけが電波を通して伝わってくる。

『わかったじゃあ彼氏と幸せに』

やさしく言えないでちょっとイヤミっぽく言ってしまった。

一人ボーっとしていると

『どうだったの?』

ダイからのメールだ

『振られちった』

『まじで!?』

すごい驚いた感じだった

『てか隆の家に今日泊りにいくよ』

なぜか急にダイが家に来る事になった。

そして一時間後くらいにダイがやってきた。

すでに時間は0時くらいだったので、すぐ二人は俺の部屋で電気を消して寝る態勢になった。

『なあダイ、キヨってケツ軽いだろ?彼氏いるのに俺と二人で遊んだりキスしたり、セックスだってできたぜ、よかったよやんなくて』

『隆それはちげーよ』

少し怒ってダイが俺に言ってきた。

『正直キヨからかなり相談受けてたよ』

『は?なんだよ相談って』
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