ありがとう。言えるかな
だからと言ってそううまくいかないのがこの世界だ。

相変わらず面接を受けていた俺は、また一つ新しい場所を受けた

なんと受かったのだ。

『ダイ俺バイト受かったよ』

すぐに報告した。

ダイに言えばもしかしたらキヨの耳に入るかもしれないと軽くどっかで期待していた。

『まじで?やったじゃん、何のバイト?』

『飲食店!』

『笑える隆が飲食店か!』

『そうだよ、いらっしゃいませーとか言うんだよ』

『でもがんばれよ』

『おう』

知らぬ間に時が過ぎて今は夏になっていた。

そして初バイトの日がやってきた

ちょっとダルいなか、家から近い場所なので自転車にのり、バイト先へとむかったのだ。

『初めまして、今日からバイトはじめますよろしくお願いします』

軽い挨拶をした後、今日店長が色々教えてくれるらしい。

そして初日と言うことで5時間くらいで終わった

『やべーダリー』

正直な感想だった。

そして俺は翌日のバイトを無断で休んでしまったのだ、と言うよりバックレたのだ

そんな事をしたのに俺には罪悪感はなかった。

バイトをバックレたので暇になった俺はまた家でゴロゴロしていた
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