。゚*朽ちた羽に願いを*゚。
プロローグ
ずっとずっと一人だった。
ずっとずっと独りだった。
いつの間にか心は凍りつき始めた。
ずっとずっと、凍りついたまま生涯を終えるものだと思ってた。
独りで寂しく、誰にも気づかれずにひっそりと。
でも違ったんだ。
視ていた未来に貴方が入り込んだから。
一筋の光が、差し込んだんだ。
その光は私を包み込んでくれた。
凍りついた心を暖め
溶かしてくれたのは貴方の温もりでした。
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