キミは「好き」の代名詞
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「ふぁー…まだ眠いや…。」
時刻はまだ朝の7時…。
6時に起きても私の頭はまだまだ夢の中…。
あくびがとまらない…。
それでも7時に学校に来ているのは……
「沙羅ー!」
そう名前を呼ぶ声に振り向くと、親友の結愛が胸に飛び込んできた…。
「…結愛。痛いよ…。」
あまりにも勢いがあったため私は体制崩すとこだったに結愛は全く気づいてないから軽く謝ってくる。
「えっ?あっ、ごめんごめん。」
「もう…。」
結構、痛かったのに…。
「やっぱり朝練の日は早いよねー!沙羅、ちゃんと6時間以上寝てる?寝ないと機嫌悪くなっちゃうだから気をつけなよ?」
「うん、ちゃんと寝てるから大丈夫だよ。ただ今日は目覚めが悪かっただけだよ?」
そういう私に
「それじゃダメじゃん…。」
「そう?」
「そうなの!」
「ふーん。」
と結愛の言葉を流す私に
「沙羅ー。」
結愛はちょっと怒りぎみに私の名前を呼んだ