フェイク
ダメ出し
「ごめん理緒ちゃん。

これだけ、どうしても言わせて。


あれは素直に甘えるべきところだったと思う」



翼さんを紹介された日曜日の翌週。


亜也乃と、また例のカフェで会う約束をした。


で、そこになぜか同席していた和樹さんに、先のような事を言われたのだ。



今日は、翼さんはいない。



私はカフェオレを1口飲み

「何がですか?」

と尋ねた。
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