黒猫が懐くまで。
「あっ、この性格は内緒な?」
「なん「言ったら…お仕置き♪」
私の前にいる人は、そう言ってにっこり笑った。
悪魔の笑みで。
あぁ、この人…
ガチで怖い。
逆らったら、命がなくなってしまうと思うのは私だけでしょうか。
「〜♪〜〜♪〜♪〜〜〜♪」
なんか、呑気に鼻歌歌ってるんですけど…。
廊下に足音と鼻歌が響く。
ってか何の歌、歌ってんのよ。
「んっ?俺も知らない♪」
また、声に出てたか…。
でも…
この人、絶対アホだ。
バカを超えてアホだ。