最高の偽装lovers
不安な気持ちのまま、

会社へと向かった。

・・・

オレは穂波と共に、

最上階にある、

社長室へと足を進めた。

「失礼します。お話しとはなんでしょうか?」

そう言って、母を見ようとした途端。

・・・

オレは目を見開いた。

・・・

母の向かいに座っているのは

高木凌也だったから・・・

・・・

「急に呼び出してごめんなさい。

でも、早急にお話しを聞きたいと思いましてね?」

母はそう言って、

空いてる椅子に座るよう促した。

・・・

オレと穂波は、

椅子へと腰かけ、

母と凌也を交互に見る・・・

・・・

母の顔は浮かない顔・・・

というより、

少し怒ってるようにも見えた。
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