最高の偽装lovers
「貴方のレストランの土地は、
うちの所有物でしてね?
そうしていただけなければ、
土地は返していただきます」
・・・
オレは耳を疑った。
この土地は確かに買い取ってたはず。
契約書に判だって押した。
「どういうことです?」
その契約を交わした時に間に入っていたのは
母だった。
・・・
「私の手違いでね?
あそこの土地は、借りてる事になってるのよ」
・・・
そう言って申し訳なさそうな顔をした母。
・・・
返す言葉もない。
契約書をしっかり確認していなかった
オレにも非はある・・・