最高の偽装lovers
それを見ていた父も、

優しい表情になった。

「これで話は決まった。

今月から私の会社に来なさい」


「・・・はい」

・・・

母は、まだ納得しかねていたようだけど、

私の決意は変わらない。

・・・

浩輔の傍で、

仕事をしていたかったけど、

そうもいかないみたいだから・・・

・・・

一従業員でしかなかった私が、

社長になるべく立ち上がった。

・・・

人生が180度変わる時、

浩輔、貴方と言う存在があるだけで、

今の私は何でもやっていけると思えるから。

・・・

この先何が起きるかわからないけど、

見守っていてね、浩輔。
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