最高の偽装lovers
「・・大丈夫か?」

オレは包み込むように、

穂波を抱きしめたまま、

尋ねた。

「・・・はい。

好きな人と、一つになるって、

こんなに幸せな事なんですね?」

・・・

そう言った穂波は、

とても幸せそうな顔をしていた。

・・・

その顔を見たオレまで、

幸せに包まれる。

・・・

「・・・ああ。

これで、穂波はすべてオレのモノになった。

もう、誰にも渡さないからな?」


「・・・はい。

私も、浩輔じゃないと、

こんな事、できません・・・

愛してる人じゃなきゃ・・・」

・・・

一晩中、抱きしめあっていた。
< 149 / 198 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop