最高の偽装lovers
・・・

翌朝。

目が覚めたオレは、

オレの腕の中で眠る穂波を見て、

思わず顔がほころんだ。

・・・

昨晩、彼女を抱いた。

今もこんなに幸せに満ち足りている。

・・・

今日は、仕事も休んで、

ずっとこうしていたい・・・

・・・

しかし・・・

・・・

突然鳴りだした携帯。

穂波はまだ夢の中・・・

オレは急いで携帯に出ると、

穂波を起こさないように、

寝室から出ていった。


「もしもし」

「・・・」

オレの言葉に、反応を示さない相手。

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