最高の偽装lovers
・・・

色んな事を一気に話され、

頭がついていかない。

・・・

困惑する私に、

浩輔はキスをした。

・・・

「今の話しを聞いて、

オレの事が嫌いになった?」


浩輔の言葉に、

強く首を振る。

・・・

そんな事で嫌いになるはずないじゃない?

・・・

「凌也も、

まさか、オレがそんなに大きな

財閥の御曹司だと知らない。

話せば、穂波に手も足も出せなくなるはずだから。

だから、それまで、

少し、辛抱してくれ、穂波」

・・・

今は頷くしかなかった。

・・・

後で調べたけど、

笹島財閥は、世界でも、

三本の指に入るほど、大きな財閥らしい。
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