最高の偽装lovers
・・・

思ったより楽しい食事。

お母さんはとても優しい方で、

話し上手。

・・・

浩輔や浩輔の父に負けないよう、

自分でも会社を持っているとか。

・・・

凄いなあ、なんて尊敬してしまう…

・・・

「…あ、やっと来たわ、

こちらですよ」

そう言って笑顔で手招きした先を見ると、

・・・

それはそれは綺麗な女性を連れた、

浩輔だった。

・・・

「急な電話は止めてくださいと、

言っているでしょう、お母さん」

浩輔は溜息交じりに呟く。

・・・

お母さんは、特に気にする様子もなく、

「せっかく穂波さんと食事ができるんですから、

貴方にも来てもらいたかったのよ・・・

それより・・・そちらの女性は?」

・・・

そうです、

私も気になってました。
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