まほろば【現代編】
心配そうなハルカの声が聞こえる。
「あぁ、ゴメン。何だかハルカらしいなって思って。俺のほうこそゴメンな。もっと早く話してやってれば、ハルカを混乱させることもなかったのにな。でも、ハルカから電話もらうなんてちょっと嬉しいかも」
自分でもなんでこんなにスラスラと言葉が出てくるのだろうかと不思議に思うくらい、今の心情を素直に吐き出していた。
きっとハルカも戸惑っているだろうなとは思う。
案の定、ハルカは二の句が継げないのか電話の向こうで固まっているようだ。
でも、そんなことは関係ない。この機に乗じて、普段なかなか素直に言えないことを言うチャンスだ。
「ハルカ。何かあればいつでも電話くれればいいから。俺からも連絡するし」
『う、うん』
やっと、ハルカから返答があった。
一言でも言葉を発することが出来たからなのか、ハルカが続けて話し出した。
『あ、あの。ところで、リュウたちって今どこにいるの?』
「あぁ、ゴメン。何だかハルカらしいなって思って。俺のほうこそゴメンな。もっと早く話してやってれば、ハルカを混乱させることもなかったのにな。でも、ハルカから電話もらうなんてちょっと嬉しいかも」
自分でもなんでこんなにスラスラと言葉が出てくるのだろうかと不思議に思うくらい、今の心情を素直に吐き出していた。
きっとハルカも戸惑っているだろうなとは思う。
案の定、ハルカは二の句が継げないのか電話の向こうで固まっているようだ。
でも、そんなことは関係ない。この機に乗じて、普段なかなか素直に言えないことを言うチャンスだ。
「ハルカ。何かあればいつでも電話くれればいいから。俺からも連絡するし」
『う、うん』
やっと、ハルカから返答があった。
一言でも言葉を発することが出来たからなのか、ハルカが続けて話し出した。
『あ、あの。ところで、リュウたちって今どこにいるの?』