まほろば【現代編】
ii
小鳥がさえずる声が聞こえる。
昨日は短い時間の中で色々なことがあって、家に帰ってからは、リュウや真人君のことを考えていてなかなか寝付くことが出来なかった。
でも、いつの間にか眠りについていたようだった。
目を開けなくても、外が白み始めているのがわかる。
今日は、昼ごろリュウの家に行けばいいからまだまだ時間はあった。
だけど、二度寝する気分にもなれず、ベッドに寝転んだまま、再び昨日のことを考えていた。
やっぱり、一番衝撃的だったのはリュウの告白とファーストキス。
思い出すだけで顔が赤らんでしまう。でも……。
そこで、やっと重要なことに気が付いた。
確か、リュウと紗綾さんは許婚だったはず。
どうして、今まで忘れていたんだろう?
急に、何だか落ち着かない気分になってきた。
昨日は短い時間の中で色々なことがあって、家に帰ってからは、リュウや真人君のことを考えていてなかなか寝付くことが出来なかった。
でも、いつの間にか眠りについていたようだった。
目を開けなくても、外が白み始めているのがわかる。
今日は、昼ごろリュウの家に行けばいいからまだまだ時間はあった。
だけど、二度寝する気分にもなれず、ベッドに寝転んだまま、再び昨日のことを考えていた。
やっぱり、一番衝撃的だったのはリュウの告白とファーストキス。
思い出すだけで顔が赤らんでしまう。でも……。
そこで、やっと重要なことに気が付いた。
確か、リュウと紗綾さんは許婚だったはず。
どうして、今まで忘れていたんだろう?
急に、何だか落ち着かない気分になってきた。