まほろば【現代編】
それよりも、ハルカが行かなくてはいけないというのならば、俺もついていくのみだ。
「ホムラ、俺も一緒にいくこと出来るか?」
「うん? ヒリュウも? そうだなー」
何事か考えているようだが、何かに納得したかのように頷く。
「ちょっと、時間をもらえればたぶん大丈夫。だから、ボクも一緒に行くよ」
「ホムラもか?」
「うん。でも、それ以上は連れて行けないと思う」
申し訳なさそうに、ホムラは紗綾や真人のほうを向いた。
「いや、オレは別に構わないよ」
「えぇ、私も……」
異論を唱えたのは紗和と紗来だけだった。
だが、元よりこの二人に行かせるつもりは端からなかったから、二人の意見は却下させてもらった。
それでも、不服そうに頬を膨らませている妹たちには後で納得するまで付き合ってやろう。
「ホムラ、俺も一緒にいくこと出来るか?」
「うん? ヒリュウも? そうだなー」
何事か考えているようだが、何かに納得したかのように頷く。
「ちょっと、時間をもらえればたぶん大丈夫。だから、ボクも一緒に行くよ」
「ホムラもか?」
「うん。でも、それ以上は連れて行けないと思う」
申し訳なさそうに、ホムラは紗綾や真人のほうを向いた。
「いや、オレは別に構わないよ」
「えぇ、私も……」
異論を唱えたのは紗和と紗来だけだった。
だが、元よりこの二人に行かせるつもりは端からなかったから、二人の意見は却下させてもらった。
それでも、不服そうに頬を膨らませている妹たちには後で納得するまで付き合ってやろう。