まほろば【現代編】
リュウの部屋の中には、リュウとホムラしかいなかった。
また皆集まっているものだと思っていたので、ちょっと拍子抜けした。
「今日は、他のみんなは?」
「今日はね、ハルカにだけちょっと説明することがあるんだよ」
ホムラは、ニコニコしながらそう言うけど、もしかして、この間話を聞いてなかったのがバレちゃったかな?
聞こうとは思ってたんだけど、どうしてもあの時は身体が言うことを利かなかったんだよね。
怒ってるのかな?
チラリとリュウの方を見れば、特に怒っている風でもない。
「なんだ? ハルカ」
「いや、あの……。この間、話聞いてなかったから怒ってるのかなーなんて」
「あぁ、そのことか。そんなことより、ハルカ。お前、勾玉持ってるだろう?」
「えっ? う、うん」
また皆集まっているものだと思っていたので、ちょっと拍子抜けした。
「今日は、他のみんなは?」
「今日はね、ハルカにだけちょっと説明することがあるんだよ」
ホムラは、ニコニコしながらそう言うけど、もしかして、この間話を聞いてなかったのがバレちゃったかな?
聞こうとは思ってたんだけど、どうしてもあの時は身体が言うことを利かなかったんだよね。
怒ってるのかな?
チラリとリュウの方を見れば、特に怒っている風でもない。
「なんだ? ハルカ」
「いや、あの……。この間、話聞いてなかったから怒ってるのかなーなんて」
「あぁ、そのことか。そんなことより、ハルカ。お前、勾玉持ってるだろう?」
「えっ? う、うん」