まほろば【現代編】
「なんだよ、ヒリュウ。なんか変なもんでも食べた?」
「いや、ただこの時代に行くとなれば同じような格好をしなくちゃいけないのかなと思うとな……」
「あぁ、なるほど。じゃあ、足まで隠れるマントみたいな感じのヤツを着ればいいんじゃない?」
「ん? そんなの着てるヤツいたのか?」
「うーん、まあいたといえばいたけど……」
「なんだ、歯切れが悪いな」
「いや、アイツは国の人間じゃなかったから……」
どうにもあまり触れたくなさそうな感じでホムラは顔を歪めている。
別にそこまで突っ込む気もないので、当たり障りのないことを改めて聞いた。
「じゃあ、俺たちが向こうに行ったときもマントのようなものをかぶっていれば特に騒がれることはないってことか?」
「どうだろう? まったく騒がれないといったら嘘になるかな? ただ、旅人だということにしておけばそこまで警戒されることもないと思うよ」
「いや、ただこの時代に行くとなれば同じような格好をしなくちゃいけないのかなと思うとな……」
「あぁ、なるほど。じゃあ、足まで隠れるマントみたいな感じのヤツを着ればいいんじゃない?」
「ん? そんなの着てるヤツいたのか?」
「うーん、まあいたといえばいたけど……」
「なんだ、歯切れが悪いな」
「いや、アイツは国の人間じゃなかったから……」
どうにもあまり触れたくなさそうな感じでホムラは顔を歪めている。
別にそこまで突っ込む気もないので、当たり障りのないことを改めて聞いた。
「じゃあ、俺たちが向こうに行ったときもマントのようなものをかぶっていれば特に騒がれることはないってことか?」
「どうだろう? まったく騒がれないといったら嘘になるかな? ただ、旅人だということにしておけばそこまで警戒されることもないと思うよ」