まほろば【現代編】
もしかして、よくできましたと頭を撫でられるのかと思いきや、額に鈍い痛みが走る。
「イッタイ!」
どうやらデコピンされたみたい。
「何すんのよー」
睨みつけると逆にもっと怖い顔で睨みつけられた。
綺麗な顔で睨むの反則。怖すぎる。
「木属性に弱いのは土属性だろ?」
さっきはちょっと調子に乗って、思いついたまま答えていたけど、改めて頭の中に最初に習った図を描き出してみる。
円を描くように、木・火・土・金・水をならべ、それぞれを頂点として星型を描く。
確かに弱いのは土で水は木と相性が良い属性だった。
「なるほど……」
思わず呟くと、また盛大なため息が前方から聞こえてきた。
でも、私の無能ぶりにいい加減慣れたのかリュウは話を続けた。
「イッタイ!」
どうやらデコピンされたみたい。
「何すんのよー」
睨みつけると逆にもっと怖い顔で睨みつけられた。
綺麗な顔で睨むの反則。怖すぎる。
「木属性に弱いのは土属性だろ?」
さっきはちょっと調子に乗って、思いついたまま答えていたけど、改めて頭の中に最初に習った図を描き出してみる。
円を描くように、木・火・土・金・水をならべ、それぞれを頂点として星型を描く。
確かに弱いのは土で水は木と相性が良い属性だった。
「なるほど……」
思わず呟くと、また盛大なため息が前方から聞こえてきた。
でも、私の無能ぶりにいい加減慣れたのかリュウは話を続けた。