まほろば【現代編】
「スサノオ様が、あなたを選んだから……。いつも受動的だったスサノオ様が、自らあなたを望んだから……。だから、私はスサノオ様が幸せになれるならと……」
憎しみに満ちた瞳から、キラキラと綺麗な涙が溢れ出した。
ミツハさんは、本当にスサノオのことを好きなんだな……。
それなのに、私のせいですべてめちゃくちゃになっちゃって、それでもスサノオのことを想って身を引いたんだ。
ミツハさんの想い、スサノオに届けてあげたい。
ただそう想った。
ポッと額の中心が暖かくなるのを感じた。
そして、私を再び青い光が包み込む。
力が漲っているのがわかる。
そして、何をすればいいのかも。
何も考えずとも、体が勝手に動いていた。
ミツハさんの額に人差し指を持っていくと、私の力の一部がミツハさんに流れ込んでいく。
すると、ミツハさんも青い光に包まれた。
そうかと思うと、次の瞬間パッと一際明るく輝き、光が収まった後にはミツハさんの姿は消えていた。
憎しみに満ちた瞳から、キラキラと綺麗な涙が溢れ出した。
ミツハさんは、本当にスサノオのことを好きなんだな……。
それなのに、私のせいですべてめちゃくちゃになっちゃって、それでもスサノオのことを想って身を引いたんだ。
ミツハさんの想い、スサノオに届けてあげたい。
ただそう想った。
ポッと額の中心が暖かくなるのを感じた。
そして、私を再び青い光が包み込む。
力が漲っているのがわかる。
そして、何をすればいいのかも。
何も考えずとも、体が勝手に動いていた。
ミツハさんの額に人差し指を持っていくと、私の力の一部がミツハさんに流れ込んでいく。
すると、ミツハさんも青い光に包まれた。
そうかと思うと、次の瞬間パッと一際明るく輝き、光が収まった後にはミツハさんの姿は消えていた。