百年の時を×~母校~【TABOO】
命は、もちろん彼自身を知らない。

だけど、どこか雰囲気が初めて会った気もしない。いや、逆に久しぶりかのように、過去の名前なら出てきた。

「香宮様、お久しぶりです。」

『貴方は、定斉様…どうしてここに…。』

「私の現世の名は、圭吾です。貴女は?」

圭吾なのか。でも彼は、どうみても高校生だ。
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