別れ道での約束
私は大智と手を繋いで、校庭に行く。
普段、校内で手を繋ぐことはほとんどないけど、今日みたいな日は特別だった。
後夜祭は全て3年生が計画&進行をしているから、私たちは他の生徒と同じようにただ楽しめば良いので、気分は楽である。
司会は委員長。
委員長は今日一番忙しい人だと思う。
「後夜祭開始の合図を生徒会長にお願いします」
呼ばれた生徒会長が委員長からマイクを受け取る。
「最後まで思う存分楽しんで、悔いのないように告ってください!」
生徒会長が言い終わった瞬間、花火が上がる。
近隣に迷惑だからとたった一発だけど、拍手が一斉に湧き上がる。
花火よりも拍手の音のほうが大きく聞こえた。
普段、校内で手を繋ぐことはほとんどないけど、今日みたいな日は特別だった。
後夜祭は全て3年生が計画&進行をしているから、私たちは他の生徒と同じようにただ楽しめば良いので、気分は楽である。
司会は委員長。
委員長は今日一番忙しい人だと思う。
「後夜祭開始の合図を生徒会長にお願いします」
呼ばれた生徒会長が委員長からマイクを受け取る。
「最後まで思う存分楽しんで、悔いのないように告ってください!」
生徒会長が言い終わった瞬間、花火が上がる。
近隣に迷惑だからとたった一発だけど、拍手が一斉に湧き上がる。
花火よりも拍手の音のほうが大きく聞こえた。