太陽と光
―――――…。
落ち着いてきて、ようやく風間から言葉が出た。
「新山って、俺の予想だと あまり人を信じてないみたいだね…」
ごもっともです…。
「新山にお願いなんだけど、俺を信じて…?」
無理――――…。
そんな勇気、私には 持てない。
怖い。
頭を横に振った。
「今日、初めて会って 数時間しか喋れてないのに、なんだか俺は、新山が気に入ったんだーっ」
そう言って、向日葵みたいな 眩しい笑顔をしていた。
…この人なら――――――
「…時間」
「ん?」
「時間…、をください……っ」
こんなに素直で、前向きな人で、私を変な目で見ない人は、初めて。
信じてみようかな。