太陽と光


「ひーちゃん、大丈夫だった?」







「別に。ってか、もうすぐチャイム鳴るし」






「じゃあ、席につこうかっ!」








いつでも天真爛漫な太陽を見ていると、こっちまで天真爛漫になりそう…





なれないけど。








――――…休み時間







太陽は、クラスの男達と仲良く会話。





私は1人で 廊下にでて、4月の風に そそがれていた。





私の長い髪の毛が、風のせいでなびく。







…あ、女グループだ。

同じクラスだから、嫌でも目に入る。





教室戻ろうとした時…





「明里~、ぶりっ子してて ウザいんですけどー。ジュース買ってきて♪」







んん?

日本語か?これ





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