太陽と光
お昼休みも終わり、教室へ戻った。
『応援するから…』
そのあと、自分が明里に言った。
だけど、なんでかな…
後悔…みたいなのをしている。
こんな感情になったのは、初めてだ。
「ひーちゃん。明里ちゃんと どんな話してたのー?」
ニコニコしながら太陽が話しかけてきた。
胸の鼓動が速くなる。
「あー…、うん!女子トークっ」
隠すようにして、明里がさえぎった。
「何々ー?恋バナかー?」
裕大…鋭い!
この男には、敵えない気がしてきた…
「べっつにー?何でもない…」
「今日は、俺 光と帰るわ!」
裕大そう言った…
太陽は、複雑な表情だった。
「明里ちゃんは、太陽と帰れば?」
「うんっ」
明里…嬉しそう。
良かった――――