太陽と光



――…バンッ









多分、久しぶりの屋上


ここでよく、太陽と話をしたよね…。





静かに、頬を伝う涙は 暖かかった








―ききぃ…





「ひーちゃん、みーっけ」









なんで来るのよ


今、顔見たくないのに…






「こっちくんな!…一人にさせてよ!」









八つ当たりだ。


もう嫌われた




…ううん。嫌われていいの









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