太陽と光



「失礼しまーす。…って先生いねーじゃん!」







…お、いたいた。






ぐーすか寝てるじゃねーか

帰ろうとした時、服の袖をつままれた。





振り返ると、新山が泣きながら 強く俺の袖を持っていた。




「やだ…行かないで」







美しく、泣きながら 寝言を言う美人に、少しグッときたが…やっぱり新山は嫌いだ。




また帰ろうとした時






「おいてかないで…1人にしないで…。怖い、人が怖い…。友達がほしい。私を裏切らない…大切な……。やめて、いじめないで……。お願い…」







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