太陽と光
それからと言う日は、楽しかった。
男友達といるのも楽しいけど、新山といる時も、すごく楽しかった。
表情がコロコロ変わり、怒ったり、笑ったり、泣いたり、照れたり…
そんな心が優しくて、可愛い“ひーちゃん”に…いつしか恋心を抱いてしまった。
彼女を作ったことはあるけれど、全部向こうからの告白で、俺は“恋”をしたことがなかった。
…これは、世の中で言う、初恋
ひーちゃんが好き
本気で好きになったんだ。
そして俺は、告白をしようとした、前夜…
電話がかかってきた。
それは、裕大からだった。
なんか、相談があるとか言っていた。