太陽と光




―――――――――…









ピーンポーン…









家のインターホンが鳴る。


今日は、俺と裕大とひーちゃんと明里ちゃんと、勉強会をすることになった。





…明里ちゃんから、昨日告白されたばっかりだからなぁ~







きまづいっ!





「よっ!入るぜ~」






ノコノコと家へ上がってくる裕大。
改めて、バカだと気付く。




「おじゃましまーす。太陽の家、けっこう広いねぇ~」






ひーちゃんが、キラキラ目を輝かせながらきた。

明里ちゃんは…ひーちゃんの後ろにいた。




そのまま俺の、耳元へ近づき







「光ちゃんの事…まだ諦めてないんでしょ…?わかってるから。…だから側にいさせて?」






っと呟いた。


俺は、頷いた








…明里ちゃんのいってることは、正しい。




俺はまだ、ひーちゃんを諦められないでいる…。






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