太陽と光
だいぶ時間が経った。
もう時間は7時になっていた。
「ひーちゃん。もーそろそろ…」
ひーちゃんの方を見ると、ぐっすり眠っていた。
無防備すぎて、少し笑えた
「光…」
1度、名前で呼んでみたかったんだよな
なんか俺が恥ずかしい。
「…」
ひーちゃんの唇って、本当に無防備だ
頭クラクラする
暴走しそう…
ヤバイなぁ
そろそろ起きて帰ってもらわないと、俺がヤバイ。
勉強を教えている時は、普通に、ただ単に教えていたけど…
今はただ1つの部屋に、男と女がいる状況。
俺も一応、こう見えて男だ
それなりにヤバイ時だってある。
「ひーちゃん…起きてー」
「んん~…た………ぃょ……う…っ」
え?俺?
ひーちゃん、俺の名前呼んだ?寝言で?
「何寝てるんだよ~…光」
俺は、今
最低な事をした。
寝ているひーちゃんに…
キスするなんて…