太陽と光

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ




チャイムが鳴り、少し違和感のある空気のまま、席に着いた








「あ、太陽。今日一緒に帰ってもいいよっ」


「うん、ありがとうっ …でもそこまで長くはいられないんだ。5時半までかなー？」




それを聞いて、不思議そうに俺の顔を見る ひーちゃん。








そんな顔で…見ないでよ

勉強会の時の事を思い出すから…






「いいよ。太陽がいれる時間まで一緒にいよう…」






照れながらこっちを見る。







つられて、俺も照れる。







人を好きになって、嬉しい事もあれば、辛い事もある。













俺は…どうなんだ―――――――？