私の婚約者は特殊捜査官

秀side

・・・・

オレは拳を握りしめていた。

・・・

何でこんなことになってるんだよ?

やっとスパイをすべて捕まえ、

白状させたと共に、

隆弘の動きも読んでいたはずなのに。

・・・

息も絶え絶えに、

俯いている署長。

・・・

今すぐに行ってこれを止めてしまいたい。

・・・

最後に、

もう一度、

前園さんは銃を構えた。

・・・

その時だった。

…俺達の真後ろから銃声が聞こえたのは。

・・・

銃が狙ったのは、

テレビ画面。

驚き振り返った俺たちは、

銃を持っているその人物に、

驚いていた。
< 114 / 178 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop