私の婚約者は特殊捜査官
「私は隆弘様にお仕えして、

そろそろ4年になります」


「・・・それで?」


・・・

理子は溜息をついた。


「私、本当は、今の仕事以外にも、

仕事を持ってるんです」



「・・・」

理子の言葉に驚きながら、

秀をチラッと見た。


・・・

秀も少し驚いてる様子。

でも、

なんだか納得しているようにも見えた。

・・・なんで?

・・・

「私の本業は、

警視庁の特殊任務にあたる、

警察官です」


理子の言葉に、

私も秀も、かなり驚いた。

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