私の婚約者は特殊捜査官
間もなく到着した救急車に乗せられ、

理子は行ってしまった。

・・・

隆弘は、

警視庁の捜査官に連行・・・


・・・

オレは、

琴美を連れ、

署長のいる警察病院へ向かった。

・・・

病院についても、

琴美は泣き止みそうにない。

・・・

オレは琴美を抱きしめ続けた。

・・・

「・・何で理子さんが?

私が・・・私が・・・」


「それ以上言ったら、本気で怒るぞ」


「・・だって・・」


「理子さんがどんな気持ちで、

お前を助けたか・・・

オレがもし理子さんと同じ立場なら、

きっと同じことをしてると思う・・・

琴美、お前は何も悪くない・・・」
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