私の婚約者は特殊捜査官
前園さんはその合図で、

動き出そうとしたが・・・



「そちらの方、動かないでくださいよ。

何か変な動きをすれば、

今すぐこれが爆発する・・・」


・・・

そう言って、コートを軽くめくると、

爆弾が・・・

・・・

それに気づいたものは、

息を呑む・・・

「相馬・・・きさま」

・・・

険しい顔で、

隆弘の顔を見る秀。

・・・

隆弘は、

満面の笑み・・・

「これが爆発すれば、

この警察署もろとも、木端微塵・・・

さぁ、どうしますか?」

・・・

卑怯な真似をする隆弘に、

苛立ちを隠せない私・・・

でも・・・

ここは冷静にいかなければ…
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