私の婚約者は特殊捜査官
「…パーティー?」


「ターゲットを一人ずつ、

始末しようと思いまして」


「?!!」

隆弘の言葉に、

変な汗が流れた。

・・・

「特殊捜査官なんて、

そんな警察官は必要ない・・・

明日から一人ずつ・・・」

そう言って不敵な笑みを浮かべた隆弘。

・・・

「…隆弘様、

もうこんな事お止め下さい」

理子は今にも泣き出しそうな顔で、

隆弘に懇願する・・・

・・・

「理子は黙っていなさい・・・

お前は私の傍にいればいい」


「相馬、アンタの頭は絶対おかしい。

そんなこと止めるべきよ」


「もう始まってしまった物を、

今更止めることなどできないんですよ。

琴美には、見届け人になってもらいます。

それまで、今夜はゆっくりお休み」
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