私の婚約者は特殊捜査官
「タイムリミットは一時間。

その一時間を過ぎると・・・」



・・・

隆弘は、自分の指を銃代わりに、

私を指し、撃ったマネをした。


・・・

私は生唾を呑み込む。


・・・

「刺客は貴女ですよ・・・琴美」


「・・・え?」

・・・

意味深な言葉を残し、

隆弘は屋敷を出ていった。

・・・

刺客は私?

それってどういう意味?

・・・

大きな不安を抱えたまま、

秀が来るのを待った。

・・・

秀に一刻も早く、ここから出るよう

言わなくちゃ…
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