私の婚約者は特殊捜査官
「離して!・・・秀じゃなきゃイヤ」

私は必死に抵抗する。






・・・

それでも離そうとしないその男に、

いつしか、抵抗することすら、

バカらしくなってそれも止めた・・・











「オレは死んじゃいない」



・・・





今、なんて?







「オレは不死身なんだよ」




そう言って、

男は私を抱きしめる腕に、

力を込めた。
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