For 10 years
「俺が好きでやってるから、返さなくていいよ。つか、絢華ちゃんが笑っていればそれでいい。それが返しになるから」
そうなんだ……
俺は、絢華ちゃんの笑顔が見られればそれでいい。
「そんなんでいいの?」
「ん……イブ、楽しんでこいよ?」
「うん、ありがとう!」
そう言いながら、俺が一番好きな笑顔を見せてくれた。
ほんとは俺の隣で、この笑顔を見せてほしかった。
でも、絢華ちゃんにとって隣にいてほしいのは……
俺じゃない。
だから……
俺の傍にいなくても、いつまでもこの笑顔を絶やさないでいてほしい。
それが、今の俺にとって一番嬉しいことなんだ。
そうなんだ……
俺は、絢華ちゃんの笑顔が見られればそれでいい。
「そんなんでいいの?」
「ん……イブ、楽しんでこいよ?」
「うん、ありがとう!」
そう言いながら、俺が一番好きな笑顔を見せてくれた。
ほんとは俺の隣で、この笑顔を見せてほしかった。
でも、絢華ちゃんにとって隣にいてほしいのは……
俺じゃない。
だから……
俺の傍にいなくても、いつまでもこの笑顔を絶やさないでいてほしい。
それが、今の俺にとって一番嬉しいことなんだ。