青空バスケ―3rd―

……気がつくと、あたしは自分の部屋のベッドで寝ていた。

カーテンから日が差し込み、朝が来たことを伝えていた。


「いたた………」


ゆっくり起き上がると、頭がガンガンした。


……そういえば、昨日飲んだんだっけ。

居酒屋にいて………あれ?

……あたし、どうやって帰ってきたんだろ。


焼酎を飲んでからの記憶がない……。


ていうか、いつお開きになったんだろう……。


……まったく覚えてない。


「うーん………」


どうしたんだっけなぁ……昨日。


……それにしても頭が痛い。


うー……昨日飲みすぎたのかなぁ……。


あたしが一人で考えていると、ガチャリと音がして寝室のドアが開いた。

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