青空バスケ―3rd―
「やっと起きたか」
「大和……?」
えっと……何で大和が?
痛む頭で一生懸命考えていると、大和は小さく笑いながらベッドの端に腰かけた。
「飲みすぎだ、バカ」
「え……?」
「蓮が言ってた。
ハイペースで焼酎ロック二杯。
その前にも何杯かビール飲んで……焼酎飲んだ後もハイボールを……」
あたし……一体どれだけ飲んだんだろう……。
聞いてるだけで頭が……
「はい、水」
「ありがと……」
大和が持ってきてくれた水を飲み、一息つく。
「俺が来た頃には潰れてたからな、お前」
「え……そうなの?」
覚えてない……。