青空バスケ―3rd―
……無理だよ
栞奈side
「……はぁ」
あたしは近くの喫茶店で何回目になるか分からないため息をついていた。
「何だよ。
すげぇ暗い顔してんじゃん」
休日に気晴らしのために街に繰り出したあたしは、たまたま会った蓮ちゃんと喫茶店でお茶をしていた。
「そんなに暗い……?」
「暗い。ビックリするぐらい」
「……そっか」
あたしはストローで目の前にあるアイスティーをかき混ぜた。
「何だ?悩みか?」
「うん……そうかも」
「仕事関係か?」
「ううん、違う……」
「じゃあ大和と何かあったとか?」
そんなわけないか、と蓮ちゃんが笑う。
でも、あたしは……
「…………………」
「……え、マジ?」
蓮ちゃんは驚いたようにあたしを見た。
「……はぁ」
あたしは近くの喫茶店で何回目になるか分からないため息をついていた。
「何だよ。
すげぇ暗い顔してんじゃん」
休日に気晴らしのために街に繰り出したあたしは、たまたま会った蓮ちゃんと喫茶店でお茶をしていた。
「そんなに暗い……?」
「暗い。ビックリするぐらい」
「……そっか」
あたしはストローで目の前にあるアイスティーをかき混ぜた。
「何だ?悩みか?」
「うん……そうかも」
「仕事関係か?」
「ううん、違う……」
「じゃあ大和と何かあったとか?」
そんなわけないか、と蓮ちゃんが笑う。
でも、あたしは……
「…………………」
「……え、マジ?」
蓮ちゃんは驚いたようにあたしを見た。