100回目のKissを私に…

家に帰ってからも、頭に浮かぶのは無愛想な彼だった。


あの態度に、似合わず優しくて…

あの透き通るように、綺麗な目が…

私の頭から離れないでいた。


別に好きとか、そんなんじゃないけど…

彼の事を考えていると、胸が張り裂けそうになるぐらい鼓動が早くなっていく。


これを゛恋゛と言うなら、そうなのかもしれない。


私は彼を、初めて見た時から惹かれ始めていたのかもしれない。

苦手だと思っていたのに…


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