大好きだったよ
◇+出会い+◇
「美由紀~!」










小学5年生



11歳



ただいま片思い中




そして声をかけてきた仔が




北原 舞姑


「ライバル」みたいなもの・・・







「ねぇねぇ・・・今日も片山君かっこいいねぇ♪」









舞姑は興奮気味に美由紀にそういう







けど美由紀は・・・・






その言葉に関して無言









「美由紀ぃ・・・?」








無言だったから舞姑が問いかけてきた









「何無言になってんの!!」








少し怒った口調でいってきた











あーもー・・・











うざい












無言なだけで怒らなくてもいいじゃん













そう、美由紀は舞姑のことが嫌い


















「美由紀ってば!!!」

















「え、あ、はい!!」














「もぉー・・・片山君やっぱかっこいいねぇー♪」















「……そうだね」









呆れ顔をしながら美由紀はそう言う



















美由紀は舞姑から目線をずらして片山の方を見る






















秦・・・













誰か好きな人いるのかなー??
















そんな事が妙に気になって仕方がない









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