好きだったよ~図書館~【TABOO】

「俺、亮。」

彼は、亮と名乗った。


話を聞けば、亮くんは高校生だった頃良くこの図書館を利用していたらしい。

ある日の帰り道、事故にあってそのままとのこと。

なんて言えば良いのだろう。余りにも可哀想だ。

「俺ね、ずっと三咲お姉さんのこと好きだったよ。」

『ありがとう。』

「三咲お姉さん、彼氏がいるんでしょ?」
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