いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
図書室のカウンターには木葉先輩と裕ちゃんが座っている。



二人はたのしそうに笑いながら喋っていた。



ズキズキ



心臓が痛い。



裕ちゃんの好きな人が木葉先輩という現実を分からさせている。



そんな気がした。



裕ちゃんの好きな人は、やっぱり木葉先輩なの?



あたしじゃダメなのかな?


裕ちゃん、そんな笑顔で木葉先輩の事見ないでよ。




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