いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
「へぇ!お前がバンドかぁ!」




裕ちゃんもとってもびっくりしているみたい。




そりゃ、驚くよね。




小学生の時の大将はホントに人を弄ることしかしてなかったもんね。




「なんだよ?お前らは付き合ってんのか?」



こんな事をニヤニヤしながら聞いてくるなんて、やっぱり大将は変わってないのかもしれない。



そしら、裕ちゃんが



「な、訳ねぇーよ。単なる腐れ縁だよ」



なんて笑いながら言った。



「えー?!そうなのか!?俺はてっきり二人とも好き同士かと思った」



周りからそんな風に見えていたのか。





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