いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
「うー、友達できるかなぁ?」



あたしは隣にいた裕ちゃんに聞いた。



裕ちゃんは全然そんな事を考えてないらしく緊張していない感じだった。



「分からねぇー。けど、陽向なら大丈夫だろ」



絶対そんなこと思ってないでしょ。


あたしは裕ちゃんを見て大きくため息をついた。



「裕ちゃんは大丈夫かもだけどさぁ。あたしはダメかも」



そしたら



ポン、ポン。


裕ちゃんがあたしの頭を撫でた。



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