いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
あたしは音楽室を出て、体育館へと走った。



無我夢中で走る。



裕ちゃん…。




どうしたの?



何があったの?


あたしには裕ちゃんが何を思っているか分からない。



けど、けど片想いの辛さななら知っている。



好き。



こんな辛い思い裕ちゃんにはして欲しくない。




あたしは体育館の裏に来ていた。



そこには、裕ちゃんがうずくまっていた。



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