いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
あたしは小走りで裕ちゃんに追いついた。




「まぁ、良いけどさ。その靴歩きにくそうだなぁー」


そう言ってあたしの足を見た。



少しでも可愛くなりたくて下駄にしたのにぃー!!



裕ちゃんのその言葉ムカつくなぁ。



「裕ちゃんのバカ!」




あたしはそう言って裕ちゃんを無視して走り出していた。



「えっ!?ちょっと陽向!」



後ろからとぼけた裕ちゃんの言葉が聞こえるけどそんなの無視。




裕ちゃんのばかやろ!






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